第4回 スラッピングフォームの作り方#3 パーカッション・スタイルの練習方法#2。

今回も、前回に引き続き、パーカッション・スタイルの練習法を解説していきます。

前回は、スタビライザーを、ベースのボディーに当てることを練習しました。

その当て方を、文章化するのはとても難しいのですが、幾つかのイメージを提示いたしますので、ここから正しい感覚を作っていきましょう。

サムピングのストロークは、複数の動きが複合した動作と言えます。

一般的に、手首の回転と一元的に語られることが多いのですが、僕の考えでは、その限りではないと確信しています。

そして、僕の考えでは、少なくても以下の複数要素が考えられます。

1 手首を上方に振り上げる動き。

これは天井方向に釣りが振る動き。これは、ストロークの初期の段階で必要な動きです。

2 手首の上下の動き。

 これは、ベースに対して進行方向、つまり前方に手を上げてバックストロークを取る動き。

 これは1で示した動きの次の段階ので行う動きです。

3 手首の回転。

これはストロークの最終段階で使う動きです。

もっともシンプルなサムピング・ストロークを想定した場合、最低でも上記の三つの動きが複合されています。

このストロークの詳細を、自覚的に確認し、行うことでフォームは劇的に洗練されていきます。

しかし、実際は、一瞬の動きなので見た目だけでは分かりづらいと思います。

これも、実際のレッスンで内包された動きを時間をかけて解説する必要があると思います。

ご興味のある方は是非、受講ください。

そして、この一連の動きを統括するイメージとして、手についた水を勢いよく払うイメージを加味して行うと良いでしょう。

では、具体的な練習法をご紹介します。

まず、前回のスタビライザーのみの練習を、BPM60くらいのゆっくりしたテンポで行います。

テンポ上の4分音符の音価で1小節行います。

そのあと、E線の開放弦を使って、サムピングを1小節行います。

この2小節のセットを繰り返し行うのですが、重要なポイントは、1小節目ののスタビライザーの音を出さない空打ちと、具体的なサムピングによる音を出す練習のつながりを強く意識することです。

詳細を示すと、スタビサイザーのベースボディーへの接地により、急激なストロークのエネルギーにブレーキがかかります。

親指を、エネルギーが乗ったタイミングで脱力し解放すると、親指は、かなりの勢いで弦に向かって放出されます。この作業は自分の意識で行わず、上記の物理的な現象を最大限に利用します。

弦の張力がバネのように作用し、脱力しフリーになった親指が跳ね返され元の位置に戻ろうとします。

これが、筋力を最大限に停止させた究極のワンショットの詳細です。

この時、完全に引き始めた時のフォームに帰ってくるように制御することもスタビライザーの重要な役割です!!

この一連の動きがうまく行われることにより、親指の軌道が見えない、究極のストローク速度を獲得できるのです!

この、見えないショットを手に入れることで究極の脱力と豊かな音質、音量とハイスピードが得られるのです!!

この部分は、実際の私の演奏見ていただければ証明になっていると思います。

サムピングを正確に科学し、行うことで演奏能力は、劇的に洗練されます。

ゆっくりとしたテンポで、素早いストロークを意識して行いましょう。

テンポを上げてはいけません!

確認のために全音符や、二小節に一音というように極低速で確認してみるのも良い練習です!

これを僕は、『ゆっくり速く弾く』練習と言っています。

逆に間違った、成果の出ない練習法を、『速くゆっくり弾く』練習だと思っています。

丁寧に見直してみましょう!

実際にレッスンを受講していただければ、内包されたイメージを正確にお伝えして確実に身につけていただけます!

ご興味のある方は、是非、ご連絡、ご質問ください。

開催地は都内に近い横浜ですが、遠方のかたはSkypeでのレッスンも行っております!

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